事前にパーミッション(許可)を得た相手に、
メッセージを送るというマーケティングの考え方や手法を
「パーミッションマーケティング」と言います。

不特定多数の顧客に、許可なくメッセージを送りつけるより、
高いレスポンス率、良好な顧客関係、顧客満足が
期待できるとされ、セス・ゴーディン(Seth Godin)が
提唱しました。

同氏の著書、『Unleashing the Ideavirus』(2000年)
で最初の許可をもらうための方法として
バイラル・マーケティングを推奨しました。

直訳は、「アイデア・ウイルスを解き放て」ですが、
日本ではその訳書タイトルが「バイラルマーケティング」
であったことから、この言葉と概念が広く知られるようになりました。

「バイラル」とは「ウイルス(性)の、感染的な」という形容詞で、
商品やサービスを消費者に口コミで宣伝してもらい、
利用者が広がる様を、ウイルス(性)の増殖に例えた
言葉です。

既存の消費者に自社の商品を紹介してもらえるよう
働きかけ、既存のユーザを通して、間接的に自社の
商品を宣伝してもらいます。

よほど、商品が優れていなければ、口コミが広がることは
ありません。

・「友達を紹介してくださった方は割引します」
・「紹介してくださった方に報酬を支払います」
など、紹介を誘うインセンティブを用意します。

実店舗では、美容院やコンタクトレンズの販売店などで、
良く見られます。アフィリエイトでは、ASPの2ティアが
これにあたります。

2ティアとは、英語で書くと「2階層」という意味です。
2ティアアフィリエイトシステムは、既存のユーザが
サービスを紹介して、紹介された人が登録をすると

・既存のユーザー、紹介した人・・・「親」
・紹介されて、新規に登録した人・・・「子」
のような関係になります。

親になると、紹介して子になった人数に応じて定額、
あるいは子が上げた報酬に応じて定率で、
親にも報酬が発生する仕組みです。

最近ではサービス登録者のみに、アフィリエイトする
権利を与え、報酬を発生させる無料キャンペーン等も
多く見られます。

このように、既存のユーザに紹介してもらえるような
インセンティブを用意し、大量の見込み客を確保します。

獲得できた大量の見込み客に対して、メッセージを送り、
情報提供、教育、顧客情報の取得などを行い、販売を
促進させます。

商品やサービスの提供者であれば見込み客の数、
メルマガアフィリエイトであれば読者の数が、
いかに重要視されているかが分かりますね。